歴史と社会

ネタバレ

kenshiの世界の歴史や社会についてご紹介します。ほとんどがネタバレの内容ですので、始めたばかりの方は、まだ見ないことをおすすめします。

情報は各地に分散していて、その内容も不明確なため、筆者も完全には把握できていません。推測、誤解、不正確が含まれている前提でお読みください。

カニバル

文化
人を襲い、檻に入れ、人肉を調理し、人肉を食べます。人以外も襲いますが、主食はあくまでも人肉のようです。裸体にボディーペイントをしているのが特徴です。
歴史
カニバルは古代から存在しているようですが、カニバル平原にも高度な文明が存在していました。両者が共存していた時期があったのか、飢饉の結果カニバルになったのか、不明な点が多いです。

第二帝国

歴史
キャットロンなどのスケルトンが統治した国家が第二帝国です。海賊やカニバルと戦ったジャング将軍は、人々を守った英雄です。しかし、子供や無実の市民を処罰するなど、徐々に見境がなくなり、さらに飢饉まで発生します。
第二帝国に対して反乱を起こしたのが、初代フェニックス率いるホーリーネーションです。生き残ったスケルトンは、人が踏み入れないグレートデザートやアッシュランドへ逃げ延びました。
管理人の推測
スケルトンには型番があります。HP 200の型番は理性が残っていることが多く、HP 150は人を敵視していて、スラルはHP 120です。古い個体ほど理性的で、新しい個体ほど人を襲うというのが、誰かの作為を感じます。謎の多いナルコやストーブがスケルトンのプログラミングに関係しているのかも知れません。そうなると、狂ったキャットロンではなく、狂わされたキャットロンということになります。

ホーリーネーション

社会
宗教観により、女性や亜人に対して差別があり、スケルトンや義肢に対しては問答無用で攻撃を仕掛けます。自由に行動できるのは人間男だけで、人間女も慎ましく生きなければなりません。
女性が差別される理由
光の聖書には、「女は闇の魔女ナルコの姿を模して造られた」「拘束されていない女は怠惰な女だ。隷従させなくてはならない。そうでなければ、男の純真を誘惑して虜にしたあげく闇へと連れ去られてしまうだろう」と書かれています。
宗教と悪魔
スケルトンが統治していた時代に大災害が起きたことで、スケルトンが大災害を起こした悪魔と宗教的に解釈しました。
異端
ホーリーネーションの宗教観に疑問を持つ市民もいますが、その者は異端者として処罰されます。そのため、ホーリーネーションを抜け出す市民もいます。
浮浪忍者
反ホーリーネーションの集団です。ホーリーネーションやリバース鉱山から逃げ延びた人などを支援しています。

テックハンター、スケルトン

社会
テックハンターが探索し、スケルトン(派閥)が研究をしています。両者は協力して世界の歴史を調査しています。

都市連合

社会
貴族、市民、農民、奴隷という階級があり、賄賂も横行しています。金さえあれば誰でも生活できますが、貧しいだけで罪になります。
地理
大陸の北東と南西に都市連合との都市があります。南西には過去に大津波があり、海岸の2つの町が壊滅しました。南東側にも領土を拡大させたい野心があるようで、南東地域の指導者たちは、都市連合から賞金首に指定されています。
食料
バストが食料生産地だったのですが、ホーリーネーションによって壊滅されました。現在は慢性的な食料不足で、トレーダーズギルドなどによる輸入に頼っています。
反乱分子
畑を失った農民の中には、反乱農民や奴隷になった者も多いです。シミオンは、反乱農民の指導者です。ルディンは、奴隷から抜け出し、忍者となって、貴族に復讐しました。
敵国
最大の敵は、奴隷制度に反対するティンフィストです。ホーリーネーションやカニバルとも、国境付近での争いが絶えません。

シェク王国

英雄クラル
シェクの英雄クラルは、100人もの敵に囲まれても、死ぬまで戦いました。このクラルの死生観がシェク全体に強い影響を及ぼしています。
シェクは、勇敢に戦うことを誇りとし、死を恐れて生き延びた者には、角を折る屈辱を与えます。シェク以外の種族に対しても、弱い者には侮辱し、強い者には敬意を表します
シェガー王からエサタへ
ホーリーネーションとの熾烈な戦争を続けたシェガー王は、生き残ったシェクに最後の決戦を命令します。しかし、この玉砕覚悟の戦いに反論したのがバロンで、そのバロンに賛同したのがエサタです。シェガー王とエサタで決闘を行い、敗北したシェガーは死を選び、勝利したエサタが次代の王に即位します。
シェクの死者数を減らすことを第一に考えたエサタですが、このエサタの消極的な判断に異を唱えるシェクも多いです。クラルのように勇敢に戦うべきだと考える一団は、クラル戦士団を名乗っています。
ハブ
元々ハブはシェクの領土でしたが、ここをホーリーネーションから守り続けるとシェクの損害が大きくなるため、ここを破壊し、スクインまで前線を後退させることで、ハブを緩衝地帯としました。
他国との関係
都市連合とは和平を結んだため、敵対はしていません。商人や旅行者も、自由にシェク領を訪問できます。ただ、シェク領の酒場にはシェクしかいないことを考えると、他の種族にとっては住みづらい文化なのでしょう。
バグマスター
バグマスターはシェクの宿敵ですが、現在はそこへ遠征するだけの余裕がありません。プレイヤーがバグマスターを捕獲してシェクへ引き渡すと、シェクから英雄として迎えられます。バグマスターの素性は明らかになっていませんが、元々はホーリーネーションの人物なのでしょう。

ハイブ

ウェスタンハイブ
ハイブ女王に対して絶対的な忠誠心を持ちます。人間に対して強い関心を持ち、商人として人間社会にも溶け込んでいますが、ハイブを捨てた同胞に対しては完全に拒絶します。
サザンハイブ
人間を生贄としてしか見ていません。彼らの装備を見る限り、それなりに高い技術はあるようですが、商売などは行っていません。こちらにも女王がいますが、キングと呼ばれる機械もいます。
フォグマン
言語を持たず、裸に棒を持っただけで、工業や建築などの文明もありません。生物を襲い、生きたまま喰うだけの原始的な生活です。ハイブにおけるカニバルです。
歴史
グレートデザートシティのスケルトンはハイブの存在を知りません。第二帝国が存在した頃には、ハイブという種族自体が存在しなかったようです。
管理人の推測
第二帝国の頃には存在しなかったことを考えると、何かから進化したにしては期間が短すぎます。環境に強い労働力として人工的に生産された種族なのでしょう。
そう考えれば、女王の腹部にある装置は、ハイブを生むための培養液と推測できます。ハイブ女王を失うとフォグマンになるというのも、この培養液がないと不完全な生命体になるからなんでしょう。機械のキングが人を喰う理由も、他種族からDNAや栄養素を抽出するのが目的なのかも知れません。キングが抽出した物を女王の培養液に入れることで強いハイブを生み出しているとすれば、サザンハイブがウェスタンハイブよりも強い理由が分かります。