ボス・シミオン

反乱農民とは

元は都市連合の人間ですが、土地や仕事を失い、砂漠を徘徊しています。常に飢餓状態のため、中立関係の者も襲います。

反乱農民の本拠地は、マップ北東のシミオン砦です。プレイヤーが単独、飢餓、欠損などの状態(詳細は不明)でシミオン砦のボスと会話すると、反乱農民と同盟を結ぶこともできます。

反乱農民と同盟関係になると、砂漠を徘徊・野営する彼らと会話することで、無料で護衛を依頼できるようになります。反乱農民なので戦力としては非常に弱いのですが、囮にはなります。

ボス・シミオンとは

シミオン砦には、反乱農民のリーダーであるボス・シミオンがいます。反乱農民1人1人は非常に弱いのですが、ボス・シミオンは忍者のリーダーに匹敵する能力があります。

ボス・シミオンは、自分の荷物の中に日記と人形を入れています。彼がどのような経緯で反乱農民のリーダーになったのか、それを読むことで知ることができます。その内容はこのページの下部にご紹介しますので、ネタばれを避けたい方は、ご注意ください。

シミオン砦の場所

シミオン砦

マップ北東の都市連合のさらに北にシミオン砦があります。開始時の設定でどん底を選んだ場合、いきなりシミオン砦までたどり着ければ、反乱農民と同盟を結ぶこともできます。

この砦には檻もあるので、捕らえた貴族を収容することもできます。

ボス・シミオンの手配書や日記

ボス・シミオンの日記は、彼のインベントリに入っています。誤解のないように日記の用語を解説しますが、kenshiの世界で言うレディーとは、貴族の女性のことです。

内容
指名手配

複数の殺人と窃盗の疑いで指名手配中の盗賊リーダー。旅行者や商人を狙い、威力勢力共に増している。

シミオンは邪悪な軍隊を率いている:隊商は、次の通知まで、砂漠の旅では、追加の護衛を雇うように警告を受けている。

賞金額:c.20,000

労働者たち

多くのページが破られた古い日記:

「立ち退きの日。自由な労働の価格と競争することなどできない!赤子の娘は腹を空かせており、レディーは狂ったことを言い出し、追い詰められた私は頭がおかしくなりそうだ!帝国にはもううんざりだ、朝までにはここを出られる。」

[数多くのページが抜けている]

「朝が来た。隊商に出くわし、スキマーたちのおかげでたらふく食べることができた。運が良かった。この季節を乗り越えるのに十分な道具や食料を手に入れられるだろう。あともう少し早くこのような幸運に恵まれればよかったのだが。」

「繁栄の日。帝国の放浪者を自分自身の子供たちのように連れて来た。何人でも私のような苦しみを味わうべきではない。レディーの仕打ちは絶対に許さないが、そこから学び、取り返しのつかない過ちを二度と犯さないようにするつもりだ。

我々は、我々から略奪し丸々と超えた貴族たちを糧に生き、レビヤタンの眼から我々自身の壁で自らを守る。何があろうと、この子供たちを守るつもりだ。」

ボス・シミオンの人生

シミオン砦を訪問すると、彼と会話することができるのですが、彼の印象はかなり悪いです。しかし、彼を倒し、彼の日記を読むと、印象が一変します。

日記には「自由な労働の価格と競争することなどできない」とありますが、「無料の労働の価格と競争することなどできない」と訳した方が正しいと思います。つまり、シミオンは農業か商売をしていたのですが、奴隷を使った商品に価格競争で勝てなかったのでしょう。さらに、貴族に無理難題を言われ、立ち退きを迫られたのでしょう。

砂漠をさまよい、娘が餓死し、その後、スキマーに襲われた隊商の荷物から食料を得たのですが、これが強盗殺人と伝わり、指名手配を受けることになります。

これだけ不幸な人生を送った結果、あのような口調になったのでしょう。

反乱農民の1人1人にシミオンと同じような背景があると考えたら、戦闘訓練なんて動機で反乱農民に斬りかかろうとは思えなくなるはずです。