武器を装備していないと、手足で攻撃します。これが武術です。
1度の攻撃で2回ヒットするなど、攻撃面は優秀です。意外と攻撃範囲が広いですし、屋内戦が得意です。一方、武術向きの防具だと被ダメージが大きくなり、大きな回避モーションのせいで敵の大群が苦手ですので、守備面はかなり不安定です。回避できない弓や砲台の攻撃は、天敵と言えるほど大の苦手です。
基本的に武術は弱いと認識した方が良いです。武術で戦う場合は、味方の人数を増やし、数的有利な状況で戦うことを目指した方が良いです。
武術関連のステータスは、近接攻撃に相当するのが武術で、近接防御に相当するのが回避です。ダメージは、筋力と打たれ強さと武術が関係します。
成長しやすい能力は、武術、回避、器用さです。成長すると回避する機会が増えるため、途中から打たれ強さが成長しにくくなります。武術で戦うだけでは筋力が成長しませんので、重い荷物を運搬するなど、筋力用の育成も必要になります。
スケルトンとシェクは、武術も強いです。スケルトンには重武器を持たせたいので、現実的にシェクに武術をさせるのが最適です。
武術だと回避が非常に上がりやすいので、回避の苦手なシェクでも極めることができます。シェクのHPや筋力や打たれ強さは、武術にも活かせます。
数値で確認したい方は、おすすめ種族をご覧ください。
武術は弱いです。武術向きMODを追加することで、武器との差を埋めることもできます。その他の武術MODやその評価については、武術MODプレイでご紹介します。
Martial Arts Fast Dodgerモウンにいるグレートホワイトゴリロは、最高の育成相手です。それは、武術の場合でも同じです。
グレートホワイトゴリロは血液がやや弱点なのですが、武術の場合は相手に出血がないので、武器の場合よりも長く戦えます。
武術ばかりしていると、回避が上がって、途中から打たれ強さが上がりにくくなります。そこで、一時的に侍の鎧と侍の脛当てを装備させて、回避を大幅に下げれば、打たれ強さを上げることができます。
侍の鎧と侍の脛当ては、味方が装備している物を一時的に借りれば十分です。
武器の場合、弱い武器を装備することで戦闘を長期化させて、効率的な育成をすることもできますが、武術の場合は武器を持ち替える方法が使えません。
そこで、本格的な育成が終了するまで筋力は低めに抑えて、武術ダメージを低めにしておくと良いです。武術や回避などが十分に育ったら、大量の水を入れたバックパックを手荷物に入れて、筋力を育成します。
両手両足を義肢にすることでも、武術ダメージが上がります。義肢による能力上昇効果も加わるので、その効果はなかなかの量です。
手足を切断する方法はいくつかありますが、最終的に味方全員の手足を切断することを考えると、皮剥き機の設計図を入手し、拠点に皮剥き機を置くのがおすすめです。
普段は武器を装備している人物でも、回避と器用さの育成に武術を使うのも良いです。回避と器用さは、装備によっては上がりにくいステータスですが、武術ならメキメキ上がります。
両手武器の重武器や長柄武器を装備している人は、片手を怪我した際に武術になるので、上げておいて損はありません。