モウンの施錠された本部に幽閉されているのがグレートホワイトゴリロです。老齢の動物なので、ステータスが非常に高いのが特徴です。
ステータスだけならティンフィストやアイゴアに匹敵するのですが、ダメージはかなり低く設定されていますし、防具もありませんので、実際はほどほどの強さです。建物内の物に引っ掛ければ、育成前のキャラでもクロスボウで簡単に倒せます。
kenshiのシステムでは、強い敵と戦うほど獲得経験値が多くなります。圧倒的に強い敵と戦うと、即死のリスクが高まるのですが、グレートホワイトゴリロならそこまでのダメージは受けません。つまり、最高の育成相手です。
詳しくは育成方法に書いてあるのですが、最強の防具と最弱の武器を装備してグレートホワイトゴリロと戦えば、戦闘が長期化し、短時間で急激に成長します。グレートホワイトゴリロは攻撃回数が非常に多いので、守備関連のステータスが特に伸びます。
しかも、この建物の3階にはベッドがありますので、味方を回復させたり、グレートホワイトゴリロを回復させたりして、何日も育成に集中することができます。連戦すると、グレートホワイトゴリロの血液が回復しづらくなるのですが、そんな時は武術に切り替えることで、鍛えづらい回避や器用さなどを上げることができます。
本部でグレートホワイトゴリロと戦っていると、都市の衛兵が次々と加勢にやって来ます。この衛兵は育成の邪魔ですし、ここで無駄な被害を出すと都市が壊滅するきっかけにもなりますので、できるだけ来させない方が良いです。
まずは門を閉めましょう。門が開いたままだと、味方全員がダウンした際に、グレートホワイトゴリロが建物の外に出てしまうことがあります。門を閉めても衛兵に開けられますが、入られたかどうかが一目で分かります。
3階で戦うと、衛兵に来られにくいです。ベッドがある階なので、休息中に攻撃されるリスクもあるのですが、延々と殴られ続ける訳ではありませんので、特に問題はありません。
深夜に戦った方が衛兵に来られにくいのですが、深夜だけだと待ち時間が多くなって、育成の効率が落ちます。3階で戦えば、昼間でもだいたい大丈夫です。
グレートホワイトゴリロからは高価な皮や爪を剥ぎ取ることができますが、金稼ぎならビークシングの卵の方が遥かに効率的です。グレートホワイトゴリロは固有ユニットなので、こんな小銭で殺してしまうのは惜しいです。
味方全員を十分に育成した後でも、新たに味方を加えたくなることもありますので、その育成用にグレートホワイトゴリロを残しておいた方がおすすめです。
TameBeastiesのMODを利用すると、どんな動物も仲間に加えることができるようになります。手順は、動物を倒し、檻に入れて、意識が回復するのを待ち、会話で勧誘し、檻から出すだけです。
グレートホワイトゴリロは、1対1なら名刀持ちにも勝てるくらい強いです。育成に利用し、味方とグレートホワイトゴリロの双方を十分に育成してから勧誘すれば、さらに強い状態で仲間に加えることができます。
Animal BackpacksのMODを利用して専用のバックパックを装備させれば、移動速度が大幅に上がり、冒険がしやすくなります。強さの割に体が小さいので、木や石などの障害物にも引っ掛かりにくいです。